1949-05-12 第5回国会 参議院 法務委員会 第13号
第三は、両原則の調整に関するもので、苟くも國民にして弁護士の資格を取得した以上、弁護士会入会を拒絶されてその権利が侵害されることのないように、各般の救済措置を認めたことであります。 以下各章に亘りまして、その大綱を御説明申上げます。
第三は、両原則の調整に関するもので、苟くも國民にして弁護士の資格を取得した以上、弁護士会入会を拒絶されてその権利が侵害されることのないように、各般の救済措置を認めたことであります。 以下各章に亘りまして、その大綱を御説明申上げます。
この趣旨を考えますときに、この法案によりまして苟くも國民の公僕である官公並びにそれに関連する業務に從事しておるところの人々がその弊風を慎まれて、そうして法案に示されておるがごとき行動に出られるならば、これは結果としては日本再建のために役立つことであるし、非常に経済の興隆に寄與することになるということは申すまでもないと信ずるのでございます。
さようなことはございませんけれども、これは回収については、苟くも國民の油汗で仕事をして増資に増資を重ねて來たものでありまして、國の復興のために必要なああいうリスクの高い仕事をやつておる場合に回収に努力することは当然であります。これについては衆議院、参議院の財政及び金融委員会等にしばしばいろいろ有力な御意見が出まして、私共も回收の方面に可なり努力いたしております。
併しながら苟くも國民大衆から選挙せられました國民の代表といたしましては、第一義、第二義、第一次、第二次等の言葉を以て遇せられることは些かもないと信ずるのであります。
苟くも國民の風上におつて、こんなぬけぬけした嘘をついておるということは怪しからん。これを我々國会としてそのまま見過しておつたのでは。苟くもこれは國民に対して済まないと思う。そういう点で私はこの財政委員の方が大局を考えられ、是非とも栗山氏の修正案に賛成して頂くようにお願いしたいと思つております。
ということは、これは例えば今具体的にお話がありましたが、復興金融金庫において融通しないといつたこと、これは復興金融金庫でそういう方法を採つておるかどうか、私全然存じませんけれども、企業に対して、苟くも國民の、政府出資であるところの復興金融金庫が金を出すという以上は、それが有効適切に使われなければならん、日本の経済復興のために、適当に使われなければならんということは申すまでもないのであります。
今度の問題について責任を感じるかというお話ですが、正直に申せば、苟くも國民の負託を受けて政治の責任を取つている者である以上一人の負傷者が出ても責任を感ずることはこれは当然のことであります。電車の事故が起つても煎じ詰めればやはりこれは政府の責任だということは、理屈は立ちます。従つてかようなストが起つたこと自体についても、我々は衷心責任を感じております。
(「お前が邪魔しておるのだ」と呼ぶ者あり)(笑声)苟くも國民がその政府を信じ、自分等の立つておる所、立ちつくしておる所、それが即ち民族の運命と一つであるという所を自覚する上において、予期せられない力が発揮される。多くの諸君は勞働者を理解し得ない。國民の、働く者の心理を知らない。個々の大衆の氣持、働く者の精神を摘む。これを最高度に動かして行く。これが政治である。これが國を建てる基である。
私は苟くも國民の代表といたしまして、かように重大な法案に対しまして慎重審議をいたすべきことを確信しておつたのであります。然るに私は只今の稻垣委員長の御報告にもございましたが、遺憾ながら衆議院の諸君のこの審議の態度並びにその方法につきましては、私は遺憾ながらこれに満腔の賛意を表することができないのであります。
公權力の場合の如きは、殊に身を入れまして、深切に苟くも國民の權利を害するようなことのないようにやらなければならんことは當然であります。その外のことにおいても同じことでございまするが……。(「成るべく簡單にやつたらどうです」と呼ぶ者あり)承知いたしました。それで私お尋ねしたいことは、先程申しました故意又は過失の場合において、官吏個人が賠償する義務があるのかどうか。
更に政府といたしましては、水産加工物或いは調味料、單に主食といわず、苟くも國民の栄養を補い得るところの食糧に関しましては、全力を傾倒してこれを正常のルートに乗せ、而してこれを公平となるところの配給をなさんと試みておるのであります。